【夏バテ対策】不足しやすい栄養素「ミネラル」 - オーガニック好きKoharuの美容ブログ

こんばんは。

以前、今からできる夏バテ対策として、鉄分についてブログを書かせていただきました。

以前の記事はこちら

今回は、必須栄養素 : ミネラルについて書かせていただきたいと思います★

(ちなみに、鉄分もミネラルですが、今回は省略します。)

ミネラルウォーターや、マルチミネラルなど「ミネラル」という言葉は耳にするけれど、家庭科の授業の五大栄養素で何となく耳にしただけで、体の中でどのような働きをしているのか知っているという方は意外と少ないのではないでしょうか？

一言で言うと、体の機能の維持に欠かすことのできない必須栄養素です。体内で合成することができないので、口から摂り入れる必要があります。

代表的な、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどは何度か聞いたことがあるのではないでしょうか？

細胞の状態(浸透圧など)を正常に保ち、歯や骨を丈夫にするといった働きがあります。また、神経伝達にも関わっており、体の臓器や組織が正常に機能するのはミネラルの働きによるものです。

カルシウム不足は、将来的に骨粗鬆症のリスクが高まることが知られていますが、それだけではありません。カリウムが不足すると、脱力感、筋力低下、食欲不振などの疲労感が続いたり、むくみやすくなるなどの症状が現れます。

また、マグネシウムは味覚に関わっています。「最近、前よりも食べものの味が分からないかも？」と思われる方はマグネシウムが不足しているのかもしれません。

特にこれからの時期は、汗とともに体の外にミネラルが排出されやすいです。

高熱の時や、スポーツをした時にスポーツ飲料を飲むことが推奨されるのも、汗とともにミネラルが排出されてしまうからです。

そして、汗だけでなく、下痢や嘔吐などで食べたものが吸収される前に体外に出てしまうような時にも、ミネラルが不足しやすくなります。(利尿作用のあるものの摂りすぎにも注意が必要です。)

カリウムや、マグネシウムなど個々に挙げることもできますが、個人的に一番バランス良くミネラルを補えると思っているのが、、、

しお(塩) です。

加工や精製された塩ではなく、天然塩(原材料名に「海水」と書かれている塩)は、ナトリウム以外のミネラルも含まれています。一般的な名称で言うと、天日塩、岩塩、湖塩が天然塩に該当します。

汗をかいたからと、塩気のあるものばかり食べていると、塩分取り過ぎとなってしまいます。スポーツ飲料も砂糖が多いので、飲み過ぎると糖分の摂りすぎには注意してください。

まだ6月とはいえ、すでに夏日が観測されたりと今年も暑くなりそうですよね。夏を元気に過ごすために、本格的に暑くなる前に、時々は食べもの、体のことを気にしていただけるきっかけになれば嬉しいです。

水だけを大量に飲むと体の中のミネラル濃度が低くなるため、食事やサプリメントを活用してミネラル(ビタミンなども)補うようにしてください。

次回の栄養素ブログもお楽しみに♪