オーガニック好きKoharuの美容ブログ

大学で栄養学を勉強し、某薬品メーカーで働いています。オーガニックや薬膳の勉強を独学で始めました♪美容・健康ネタを中心にアップしていきます♪

【夏バテ対策】不足しやすい栄養素「鉄分」

こんばんは。

 

沖縄はもう梅雨入りしたみたいですね。関西もそろそろ梅雨入りしそうです。今年は去年よりも暑くなりそうな予感がしているkoharuです。

 

毎年この時期になると熱中症の話題が多く出ますよね。熱中症に限らず、何となく体のだるさや疲れやすさなどを感じる方も多いのではないでしょうか。

 

本格的な夏がやってくる前に!夏バテに負けない体に!!と題して特に夏に不足しがちな栄養素について書かせていただきたいと思います。

 

今回は、鉄分についてです。

 

 

鉄分の働き・不足するとどうなる?

鉄分は体に酸素を運搬してくれている赤血球の働きにとって不可欠な栄養素です。一般的に、鉄分不足=貧血というイメージがありますが、疲れやすかったり、朝起きるのが辛い、冷えが気になる、、、という方も、鉄分が不足しているかもしれません。

 

どんな時に不足するの?

鉄分というと、毎月生理のある女性に不足しがちな栄養素というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。実は、男女関係なく不足する可能性があるんです。 

ラソンをはじめとする、激しいスポーツをすると体内の鉄の需要が高まると同時に、汗や消化管からの排出量も増えるため、鉄が不足しやすい状態になることが知られています。 

夏場は普段よりも汗をかきやすいため、激しい運動をしていない方も、炎天下の中で仕事をされる方や、冷房の効いた部屋と外を行き来するようなお仕事をされている方も同じように鉄分が不足しやすくなると考えられているのです。

 

鉄分が多い食品

 レバーや牛肉の赤身、イワシやカツオなどの魚類や、ホウレンソウや小松菜は鉄分が多いです。また、植物性の鉄分よりは、動物性のものの方が吸収されやすいです。

 肉や魚に含まれる鉄はヘム鉄、野菜などに含まれる鉄は非ヘム鉄といって細かくいうと鉄分の種類が異なるからと考えられています。

 

食べる時の豆知識

 鉄分の多い食材を食べるときは、ビタミンCや、卵や大豆製品などのタンパク質と一緒に摂ると、吸収されやすくなるのでおすすめです。

逆に、コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるタンニンや、玄米に含まれるフィチン酸は非ヘム鉄の吸収を阻害するので、食事の際に気をつけてみてください。

 

まとめ

鉄分は大事!と思っていても、一人暮らしやレバーや赤みの魚を摂りづらいこともありますよね。

大学の大御所の先生たちからは怒られそうですが、私は、食事から栄養が摂りづらい時は、ドラッグストアやコンビニでサプリメントを購入するのもありだなと感じています。

 

社会人になってから、生理が始まる2日前くらいから鉄分のサプリメントを摂るようにしているのですが、生理中の体のしんどさが少しマシになっているような気がしています。(あくまで私個人の体感です。)

 

毎年この時期になると体調を崩しやすいという方は、ぜひ本格的に暑くなる前に体の中から整えてみてはいかがでしょうか。

 

次回の栄養素ブログもお楽しみに♪